クロージャー、トレーニング編
久々RPGにハマって更新が遅れてしまいました。面白いですね、ペルソナ5。
いま話題のリングフィットアドベンチャーも順調に進んでいます。ニンテンドーSwitchで出た筋トレゲームですね。品切れ続出とか。
肉が減った感じはありませんが、少しシマってきた気がします。
さて、曖昧な理解で終わらせていた、クロージャーと同期・非同期処理にそろそろ決着をつけようと思っています。
サンプルコードを書いていたら時間かかってしまったので、二本仕立てで”トレーニング編”と”実践編”にわけて行います。
クロージャーとは関数を変数っぽく使えるやつのことです。
初学者は誤解のないよう、ちゃんとググったほうがいいかもしれません😜
前置きはこのくらいにして、サンプルコードいきましょう。
複数行にわたって同じことを書いています。エラーも発生していないので全て正しい書き方です。
"-> Int"を省略するのはまだ分かりますが、"return"まで省略できちゃうのはどうかと私は思ったりするんですけどね。
次回の実践編では、どう使うのか、どう役立つのかについて探っていきますのでお楽しみに。
ちなみにこのサンプルコードを書くまでにアレコレ試したのが以下です。座学が苦手なのでひたすら試しています。
Swiftにおける`バッククォート`を知らなかった話
涼しくなってきましたね。今年ももう2ヶ月になってしまいました。
歳を取ると時間がすぎるのが早いなんて言葉がありますが、それを感じてきたような気もします。
`
タイトルの通り、「`」こちらバッククォート。@とShiftキー同時押しで入力できます。
Swiftの難しめのサンプルコードにた `default` とかで使われるアレです。
知れば一瞬なんですがコイツの意味を知らなかったので書きましょう。
予約語とは
既に役割があるので変数名などで使えない言葉です。
以前も紹介しました"「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典"さんの例えが好きで、「電話番号でいう110とか119のことだよ」だそうです。分かりやす!
https://wa3.i-3-i.info/word190.html
バッククォートの使い方とサンプル
ただのdefaultではエラーが出ていますが、`default`では警告になっているのが分かります。※この警告は宣言した変数を一度も参照しないと出るやつなのでOKです。
ちなみにエラー文言がこちらなんですけども
「〜, use backticks to escape it」英語ではbacktickって言うようです。へぇ。
補完もしっかりありますし、いざ使おうとして困ることはなさそうですね。
良い教材がありました
全予約語の解説っていう記事がQiitaにあったんですけど面白かった。こんなのあったなぁ!ってなるやつがチョコチョコ出てきます。
inoutとかあまり使わないんじゃないですか?fallthroughとか忘れてませんでした?
https://qiita.com/ezura/items/d011c9b13c70055b6e57
僕が学びたての頃は、switch文の中のbreakの意味が分かんなかったりしましたけども、この記事読んでいれば学習がスムーズだったんじゃないかなと思いましたね。
SwiftUIチュートリアル
https://developer.apple.com/tutorials/swiftui/creating-and-combining-views
SwiftUIのチュートリアル、1つ目をやってみました。
ざっくり言って、Storyboardの代わりとしてコードでレイアウト作成を行えるようです。
今までStoryboardのgit管理って、あまり効果的じゃなかったと思うんですよ。見づらかったり、Xcodeのバージョンで勝手に値が変わったりして差分が発生して。
SwiftUIであれば、かなり変更点が分かりやすくなりそうです。あとコピペもしやすくなるでしょうね。
最終的には開発期間の短縮が見込めそうな気がします。
デメリットはチームの学習コスト、SwiftUIの大幅仕様変更、ノウハウの不足といったところですかね。といっても、SwiftUIチュートリアルもまだ1つしかやっていないので、どこまでポテンシャルがあるのか分からないんですけどね。でもGit管理が効果的なのって結構強みだと思うんですよね。将来的には主流になって欲しいなと思っています。
先日SwiftUI使っている現場あるのかなとtwitterで呟いてみましたら、導入している方からコメント頂きまして(ありがとうございます!)、まだ破壊変更や初期バージョンバグのリスクがあるので一部画面に限定して使っているとのことでした。
私も次のチュートリアルやらないと。でも雰囲気掴めたので、ひとまずOKとします。
おまけ
UILabelで自動改行する処理を見つけて「こいつはすげえや!今度のブログ記事のネタにしよう!」と思ったんですが、家で試しに作ろうとしましたらUILabelは普通に自動改行できますやん。なにか、自分で作る必要があったんでしょうかね。うーん。
次回予告
次回はクロージャについて書こうと思っています。使える程度には理解できてると思うのですが、曖昧な理解のままズルズル過ごしているので、ここらでズバッとケリをつけたいと考えています。
サンプルコードが多くなるので次回更新は遅くなりそうです。それでは。
2コマでわかるDarkMode対応
先日リリースしましたアプリのダークモード化に挑戦しました。
毎度の事ながら、既にたくさんの方々がダークモード化の記事を書いておられまして、もう書くようなことはない気もするのですが。
でも書いちゃいます。
続きを読むStatic Cellsお試し
こんばんは、二日連続になりました。毎日続けるつもりではありません。
お仕事の中で、既に作られているTableViewCellを1つだけ別の画面でも出したいことがありました。
そういえばStatic Cellsというのがあったな、再利用するわけでもないし使えるんじゃないの!と思って試したのですが、思うようにいかず。
おとなしくStatic Cellsのサンプル作りをすることにしたわけです。
Static Cellsとは
静的なCell。単純なCellをStoryboardでサクサク作れる。
色々触ってみまして
TableViewDataSourceDelegateのメソッド(numberOfSectionsとか)を書くと反映されちゃうので消さないとダメだったり
CustomTableCellを反映してみたり(storyboardのClassに書けば簡単にできました)
普段やれないことができたりして、色々新鮮でした。
総括として、再利用しない&固定文言&固定レイアウトの場合はStaticViewCellで良いでしょう。文字の反映や動的レイアウトもできそうな感じがしますが、その辺りは後日。
以下のサイトを参考にさせて頂きました。
https://qiita.com/okyawa/items/79c5eb1e5c568fb825d4
→"入力欄をタップしてキーボードが表示された際、入力欄が隠れないよう、自動的にスクロールしてくれる"だそうです、それは良いなあ
https://qiita.com/KikurageChan/items/08844e4eee774da992db
プロパティやカスタムクラスの使い方などの参考になりました。
→"UIViewControllerにContainerViewを配置し、そのContainerViewの中身をUITableViewControllerにすればStatic Cellsを扱うことができるようになります。"
この知識は覚えておくとかなり使う幅が広がりそう。今日の案件にも使えそうです。
あとがき
記事に書くと「当たり前やん!」という感じなんですが、実際にやってみると意外と詰まるものですね。
スクリーンショットに書いている以上のことはしていないのですが、一応ソースコードを下記に載せておきます。こんなものアップしたら逆に評価下がるのでは?という考えが頭をよぎりましたが、自分本位で進めたいと思います。
そしてこのトライアンドエラーを評価していただけると信じて。
https://github.com/NNkamura/Practice_StaticViewCell
追記:StaticViewCellとかStaticTableViewCellとかStaticCellとか書いたんですが、正しくはStatic Cellsのようなので修正しました。